文月(7月)の「おもてなし」

味暦歳時記「七夕の節句」期間7月3日より

五節句の一つに数えられる「七夕祭」には、牽牛星(ひこ星)と
織女星(おり姫星)両星を祭る行事として、中国は後漢の頃に端を発し
七月七日には、両星を祭る風習が江戸時代より盛んになったそうです。

七月の宵には当店の炉端前に吹き抜け天井までの笹竹をご用意致します。
願い事を短冊にしたため笹竹に結び七夕流しに興じた子供の頃を思い出し
いにしえの恋物語に思いを馳せながら、夏の一夜を願い糸に心遊ばせて 
短冊のひと筆を如何でございましょうか..

次第と食欲の失せ始める此の頃は、七夕に因んだ食欲増進の先付けとして
<2品盛り・お一人様500円> をご用意致しました。

 ●笹舟「小鯵の焼葱巻き酢漬け」(小鯵&焼き白葱の南蛮酢漬けの笹舟)
 ●七夕「願いの糸瓜」(糸瓜そうめん&あらめ&京揚げの胡麻だれ和え)

因みに「8月のおもてなし」には、花暦歳時記「蓮見」と「蓮酒」を
ご用意致し「一服の涼」をお愉しみ頂きます。<8月1日~6日まで>


監修・広島「爐談亭」