長月(9月)の「おもてなし」
味暦歳時記 「重陽の節句」 9月4日~9日
<菊の香り豊かな菊酒>
九月九日の重陽は五節句の一つで 九の数は陽の極みであり
陽が二つ重なるゆえに重陽とし、又 九が二つ重なるゆえに
九月九日を重九(ちょうきゅう)とも云われ、重九を同じ読みの
長久(ちょうきゅう) に置き換えれば、長く久しいと云う意味に
通じるので 不老長寿の意から 此の日を祝ったのでございます。
陰暦にすれば、菊の盛りなので「菊の節句」と称し
菊の花びらを浮かべて酒を飲むと云う「菊酒」は、
邪気を払い命が延びるといわれ、又この頃は栗も
出まわるので「栗の節句」とも称され、重陽の節句には
栗飯を食べたり致したそうでございます。
今週は、菊に因んだ初秋の先付けとして <お一人様 540円> に
食前酒として「菊酒」の一盃をお添え致します。
● 菊花小蕪 (小蕪の鴨詰め 菊花くず餡かけ、利休栗 添え)
この週では 初秋の香り豊かな「菊花」を 店内あちらこちらに設え
併せて「菊酒」も お楽しみ頂きます。
因みに 今年の「仲秋の名月」は、10月4日にあたります。
神無月(10月)の「おもてなし」では 昔ながらの月見飾りを設え
今では余り見かけられなくなった「お月見の風情」と、出回り始め
ました「秋の味覚」炉端焼きの数々を お楽しみ下さいませ。
監修・広島「爐談亭」
九月九日の重陽は五節句の一つで 九の数は陽の極みであり
陽が二つ重なるゆえに重陽とし、又 九が二つ重なるゆえに
九月九日を重九(ちょうきゅう)とも云われ、重九を同じ読みの
長久(ちょうきゅう) に置き換えれば、長く久しいと云う意味に
通じるので 不老長寿の意から 此の日を祝ったのでございます。
陰暦にすれば、菊の盛りなので「菊の節句」と称し
菊の花びらを浮かべて酒を飲むと云う「菊酒」は、
邪気を払い命が延びるといわれ、又この頃は栗も
出まわるので「栗の節句」とも称され、重陽の節句には
栗飯を食べたり致したそうでございます。
今週は、菊に因んだ初秋の先付けとして <お一人様 540円> に
食前酒として「菊酒」の一盃をお添え致します。
● 菊花小蕪 (小蕪の鴨詰め 菊花くず餡かけ、利休栗 添え)
この週では 初秋の香り豊かな「菊花」を 店内あちらこちらに設え
併せて「菊酒」も お楽しみ頂きます。
因みに 今年の「仲秋の名月」は、10月4日にあたります。
神無月(10月)の「おもてなし」では 昔ながらの月見飾りを設え
今では余り見かけられなくなった「お月見の風情」と、出回り始め
ました「秋の味覚」炉端焼きの数々を お楽しみ下さいませ。
監修・広島「爐談亭」