≪イベント情報≫第一回・味暦歳時記「夜咄」

<和蝋燭のほの灯りでお気軽なお食事会>

夜咄(よばなし)とは、寒い冬の夜長に
黄昏れ時から催される茶事七式のひとつとされ、
明暗の対照と寒暖の差異を楽しむもので、
温かさが何よりのご馳走でございます。
「夜も長いことゆえ、今暫く語り合いましょう」と、
一つの火を囲み身も心も暖め合うのが
夜咄の茶事でございます。

自然の微妙な変化に、繊細な心を働かせた
茶人は “空の色に・折節の淡雪に”さては
“障子に映る日差し ”にも 密やかな春の
訪れを感じ取ったとか 現代の都会生活
では 自然との触れあいが余りにも乏しく、
ともすれば人の心もすさみがちになります。

当店は茶席ではございませんので、
酒を楽しむ酒席として、夜咄の茶事ならず
「夜咄の酒事」とし、寒い今宵は炉端の炉火を囲み
心安らぐ和蝋燭のほの灯りで、美味滋味を味わい
酒を酌み交し語り合うひとときに
日常の煩わしさから離れ心和ませ、ご体感頂ければ
この上ない幸せにございます。

日時 平成二十九年一月二十八日(土曜)
会場 弊店「一炉一会」午後六時より
会費 八千円(お料理に桶酒またはグラスワイン一杯付き)
定員 十名様(定員になり次第、締め切らせて頂きます)

■ 第一回「季節のおもてなし」として、ご奉仕会費として
  おりますので、お気軽なご参加を お待ち申し上げます。
  尚、お席に限りがございますので、ご予約はお早めに。

広島「爐談亭」監修